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2014年11月24日月曜日

日本初のフェイジョア農家さんを訪れて 〜福島県いわき市〜

日本初のフェイジョア農家さんに先日訪れてきました。


フェイジョアとはグアバ等と同じフトモモ科の南国フルーツですが
見た目はアボカドのような、果実は洋梨のような、でも種のまわりは
トロトロのゼリー状で、なんと花びらもふわふわしてて食べれてしまうという
とっても魅惑的なフルーツです☆ 生で食べれるのも11月〜12月の今の時期だけ。
食物繊維やポリフェノール、ビタミンCも豊富で栄養価的にも優れています。
日本では栽培が難しく、きちんと農業として果樹園を持ったのはこちらの
福島県いわき市にある「ゆうゆうファーム」さんが初めてだそうです。
フェイジョアは苗木から実が出来るまでには5~7年かかると言います。


たまたま栽培に選んだ場所がここ福島県だったことにより、震災による
原発事故の影響で放射能の問題が起き、県の特産果実に認定されてた事もあり
すぐに土壌や果実の放射能検査が行われ「異常なし」という判定が出たのですが、
一時期は売り上げもかなり落ちてしまったそうです。
それから3年が経ちようやく立て直して来た時に今年のあの大雪や台風等
自然災害によりまたしても大きなダメージを受けていました。
収穫量も減りそんな中でも、少しでもこのフルーツの美味しさを知ってほしい、
また東北との交流を深めてほしいとの事から先日収穫祭とBBQが開催され、
私も参加させて頂きました。

この日は東京など他県からの参加者の皆さんの他、東北復興支援活動
「虹の架け橋プロジェクト」をされている NTT docomoさんや
ふくしまFMさんなども参加されていました。
また、現在NPO法人 永德堂さんによる中国の方のボランティア活動も
行われており、当日は代表の馬さんも参加されていました。

日中問題もいろいろとありますが、政治を外して個人としてはこのような
活動をしてくれている人たちがいる事を、知る事が出来た良いきかっけにも
なりました。

以下 永徳堂さんHPより抜粋

『 日本と中国は食に通じて、お互いの文化を共鳴させ、
   お互いの友情を共感させ、お互いに助け合い、共栄させたい。
 政治は国境が有り、善は国境が無い、
 利益追求ではなく、我ら東洋美徳を共に弘めていきたい。
   永徳堂は、この価値観で動き出します。』

 特定非営利活動法人 永德堂  http://www.npoetd.com/


現在、日本に限らず世界中で食の問題は多種多様です。
福島においては放射能の懸念が一番されていて、私自身も震災直後から
食に携わるものとして大きな問題として考えてきました。
あれから3年以上が経ち、私自身どのような形で向き合って行けばいいのかを
直接福島に行く事で少しずつですが知って行く事ができている気がします。

もちろん、それだけに限らず人工的に作られた食品添加物や農薬の問題、
それはkurumiを始めた当初から取り入れて来た問題で、だからこそ出来る限り
安心で安全なものをというのをコンセプトを元に今までやって来たつもりです。
もちろんそれはこれからも変わらずですが。。

どんな事をするにもやっぱり健康である事が一番で、それを改善していくのは
食を通してだと私自身は実感しています。
出来る限り薬や病院に頼らない生活が出来たらいいなと思っています。

どんな食材を選ぶか、どんな食事をするかは個人の自由です。
人それぞれ口に合う合わないや価値観の違い等もあると思います。

そんな中で、ほんの少しでも皆さんにとって役立つ情報を提供出来たら
それを一緒に楽しむ事ができたら、そして美味しいと思ってもらえる食が
これからも提供出来たら嬉しいなと思っています。

こちらのブログではそんな事を書いていきたいと思います。

合わせて、こちらのフェイジョア農家さんを今年の7月の花が咲いている時期
そして先日行われた収穫祭の時の様子を動画にもしてあるのでご興味ある方は
是非ご覧になってみてください。